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馳石川県知事「所得の低い方などが避難所に滞留」発言が物議を醸し釈明「ちょっと言葉が過ぎたと思います」
知事の不用意な発言が物議をかもしています。
今月25日、都内の会合で馳知事が「所得の低い方などが1次避難所で滞留している」と発言していたことが報じられ石川テレビの取材に対し「言葉が過ぎた」と釈明しました。
今月25日、北陸新幹線の中央要請で上京していた馳知事。夕方、能登半島地震の応援職員などを集め、これまでの感謝を述べる席で、次のように述べたと言います。
「自宅にも戻れない、障害のある方など、所得の低い方が1次避難所で滞留している」「この方々をいかに支えていくかも私どもの使命だ」と。
今月23日時点で広域避難を含めた1次避難所は61カ所あり、761人が身を寄せています。知事の言葉をそのまま受け取るとこの人たちは所得が低いために避難所から出られないとも取られかねない発言です。
この発言について石川テレビの取材に答えた馳知事は…
馳知事:
ちょっと言葉が過ぎたと思います。所得の低い方が多くおられるというのも1つの事実でありますけれどそれだけではない健康上の問題とかございますから言葉はちょっと気をつけたいと思います。
記者:
仮設住宅ができていない地域もあるなかで不適切に思う人も多いのでは?
馳知事:
まさしくさきほどから申しあげたように言葉をしっかりと選びたいと思います
馳知事はこのように述べた上で1次避難所にいる人たちへの聞き取りをしながら安心して生活を継続できるよう、市や町と連携して取り組んでいくと話しました。