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輪島市では100人以上が“生き埋め”か…能登半島地震から4日 石川県内で少なくとも174人が孤立状態

能登半島地震から4日。

県内では少なくとも94人の死者が確認されました。

さらに輪島市の坂口市長は少なくとも100人以上が生き埋めになっていると話しています。

甚大な被害をもたらした能登半島地震。

県内では5日までに輪島市で55人、珠洲市で23人などあわせて94人の死亡が確認されています。

また午後2時時点で227人の安否が分かっていません。

さらに…

輪島市坂口市長:
「回れていない部分があると聞いているので生き埋めの方もおそらくいると思っています」
「3ケタはいっていますね」

坂口市長は、輪島市で少なくとも100人が生き埋めとなっている可能性を示唆しました。

記者:
「県道51号を5分ほど来たところなんですが倒木が倒れていて道をふさいでいます。道路にも亀裂が入っています」

県内では輪島市の14地区をはじめ珠洲市や能登町などで少なくとも174人が孤立状態となっています。

まだ全容は把握できていません。

自衛隊:
「今からとりあえずこの先の地区に行って物資を届けに行きます」
Q車で行けないということはずっと歩いて?
「ずっと歩いていきます」

こうした中、馳知事は金沢市にある支援物資の拠点を視察しました。

馳知事:「かほくとか羽咋とか七尾の方にも拠点を移したら動かしやすいんじゃないかという声も来ているんですけども…」

これまでに食料およそ16万6000食水およそ38万5600リットルなどが集まっていて奥能登6つの市や町へ輸送しています。

馳知事:
「役場には届いています。そこから避難所や孤立集落に届いているかどうかの確認が必要」
「(今週末は)雨、雪きょうがポイントになると思いますのでできる限り運べるように自衛隊の皆さんにもお願いしたい」

自衛隊ではヘリによる物資のピストン輸送も始めていて命をつなぐための活動が続けられています。

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