石川テレビ

石川テレビ 県内ニュースISHIKAWA NEWS

文化の保存と福祉を同時に…築150年の町屋をリフォームし介護施設に 懐かしさで認知症予防にも

08/03(金) 19:43配信

この記事を

 空き家となっている町家を介護施設として利用する取り組みが金沢市内で始まりました。町家を保存するだけでなく、地域に根付いた介護の拠点をめざします。

 この取り組みは、空き家となっている町家をお年寄りの介護施設として利用しようと、老人ホームなどを運営する会社が企画しました。

 この町家は1868年、明治時代に建てられ、すでに150年が経っています。オープンに向けてトイレや風呂など水回りをリフォーム。一方、運動に役立てようと、土間や段差はあえてそのまま残しました。

(記者リポート)
「この取り組みは、空き家の有効活用だけではなく、ブラウン管のテレビや囲炉裏など、懐かしい仕掛けを用意することで、認知症を予防する狙いがあります」

 施設には、昔ながらの「氷で冷やす冷蔵庫」や「漆塗りの食器棚」など、懐かしい家具が置かれています。

お年寄りの女性:
「あらー、私らの若い頃にはあったね、余計に懐かしいわ、こういう時代があったなと」

ダイヤグループ・田井仁代表:
「ご利用者さんが昔の子供の頃に体験したものを実際に感じて、昔を思い出してゆっくり過ごして頂けたら」

 施設の利用料金は介護保険の適用で1か月およそ3500円から2万7000円です。見学会は5日まで開かれています。

県内ニュース一覧へ戻る