避けようとした車の女子大学生が大ケガ…“逆走車”を運転していた78歳男を逮捕「事故の場所走ってない」

05/14(水) 17:30

今月10日、金沢市内の山側環状で逆走した車をよけようとした軽自動車がガードレールに衝突し女子大学生が大けがをした事故。警察は逆走車を運転していた78歳の無職の男を逮捕しました。

過失運転致傷などの疑いで逮捕されたのは金沢市東山3丁目の無職、松田健一容疑者（78）です。

警察によりますと松田容疑者は今月10日、金沢市鈴見台1丁目の国道159号、通称・山側環状を軽自動車で逆走し女子大生が運転する軽自動車がよけようとしてガードレールに衝突したにもかかわらず救護せずにそのまま現場から走り去った疑いが持たれています。

この事故で女子大学生は胸や背中の骨を折る大けがをしました。警察の調べに対し松田容疑者は「事故の場所である卯辰トンネルを走っていないと思う」と容疑を否認しています。警察は松田容疑者が逆走した経緯や当時の状況などを詳しく調べています。

容疑を否認しているためまだ明らかにはなっていませんが今回の事故現場から1番近いのが北に2キロほど進んだ東長江インターチェンジ。小松方面に行く場合こちら、左側がインターチェンジの入り口。そして右側が出口です。右側から入ってしまうと逆走になります。

警察は松田容疑者が右側の出口から侵入し、逆走した可能性を視野に捜査しています。