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常盤貴子さんも参加…石川県珠洲市で被災地に花を植える“一人一花運動” 住民「見てたら明るくなるしね」
美しい花々が被災地と人々の心に彩りを与えます。公費解体が進み空き地が増えている能登地方で、まちの中に花を植えて憩いの場所を作る取り組みが進んでいます。
珠洲市の飯田町商店街にあるバス停の跡地。始まったのは…花植えです。これは能登の被災地に住民が花を植える「一人一花運動」という取り組み。
2025年3月、公費解体によって空き地になった場所を花で彩ろうと七尾市の建築士、岡田翔太郎さんが始めたものです。珠洲市での開催は14日が初めて。
プロジェクトのアンバサダーを務める俳優の常盤貴子さんも参加し
住民たちがゼラニウムやマリーゴールドなどの花を植えていきました。
住民:
「華やかになっていいと思います。明るくなるしね、見てたら。この更地ほっとくと草ボーボーになっちゃうので、たとえプランターでも1個だけでも花があればいいなと」
地震の前は、よく花を植えていたという女性は…。
住民:
「家がやられたからね、引越ししないとダメだからね。
久しぶりや。だから何もしないから手がつるつるだったのよ」
常盤さん:
「私の方ががさがさ。でも良かった、能登の方って植物すごい好きなイメージがあるから」
15日は穴水町の2カ所でも花植えが行われます。