石川テレビ

石川テレビ 8ch

石川県内ニュース

<ドキュメント>能登で大雨特別警報 河川氾濫や土砂崩れ相次ぐ 33万人に避難指示

大きな被害が発生した、今回の大雨。ここまでの県内の動きをまとました。

けさ、能登地方で発生した線状降水帯。
羽咋市と志賀町では1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が発表されました。
けさまでの12時間に降った雨は羽咋市で286.5ミリ、宝達志水町で203ミリと観測史上最大となりました。

気象庁会見:
「命の危険が迫っているため直ちに身の安全の確保をしなければならない状況です」

気象庁は午前6時20分、羽咋・志賀町・宝達志水町・中能登町に大雨特別警報を発表。警戒レベル5の緊急安全確保も出されました。

このほか金沢市や小松市などで最大33万8000人あまりに避難指示が出されました。

避難した人は:
「うちの近く川があるんですギリギリまで来たので県外の娘がお母さん避難した方がいいよって言ってくれて」
「土石流が道路の方にあってこのままだと家も危ないなって感じで」

内野記者:
「午前7時半過ぎの羽咋市内です。道路が完全に冠水してしまっています。茶色い水が道路を完全に覆っています。そして左の方を見てみますと車が完全に水没してしまっています」

大雨の影響で羽咋市や志賀町などで少なくとも10の河川が氾濫。

内野記者:
「今、消防による救助活動が行われ、冠水した住宅から住民の方が救助されました」

住宅から出られず、消防に救助される人が相次ぎました。

内野記者:
 これは何をされているんですか?

住民:
「できるだけ下水に流さなかったら家に水入って来るでしょ。下水に流せば水位下がるから」

住宅街では住民が排水作業に追われていました。

前多カメラマン:
「トキの餌場となっている羽咋市尾長の田んぼはもう…水浸しになっております」

各地で浸水や冠水の被害も深刻に。羽咋駅では線路のほか地下道も浸水していました。

西記者:
「こちら大雨の影響でJR七尾線の線路を支える一部分がなくなっています」

中能登町では線路の土台部分が崩れ、むき出しとなりました。

稲垣アナ:
「宝達志水町石坂の国道360号氷見・志雄線です。ご覧のように土砂崩れで大量の土砂と倒木が道路を塞ぎ現在こちら通行止めとなっています」

県によりますと正午時点で国道や県道21路線で通行止めとなっています。

通行人の女性:
「こっちの道通じて行けるかどうか確認していたんですけど、こっちも土砂崩れていた実家の様子…電話つながらないんで安否の確認取れていなくて心配です」

その後、線状降水帯は加賀でも発生。
小松市でも観測史上最大となる1時間に66.5ミリの雨が降りました。

濱口記者:
「小松市です、道路ではくるぶしの高さまで水が浸かっています。そして車が冠水した道路で動けなくなっています」

小松市の市街地では道路が冠水。車一台が動けなくなり、およそ1時間半にわたり立ち往生しました。その後、レッカー車によって引き上げられました。

中ノ峠町(なかのとうげまち)では消防が出動。住宅のすぐ裏にある山からは水が流れ出し道路にあふれていました。

この地域では4年前、加賀地方を襲った記録的な豪雨で土砂が川をふさぎ、町全体が水につかりました。その後、川を掘削する工事を行ったため今回の大雨による被害はありませんでしたが…。

地元の住民:
「ここつまって川があふれてっていうのを思い出して、きょう何回も川を見に来てます。川は工事されたんだけど水かさが増えてきたからちょっと心配だった」

最近のニュース