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水深60センチの道路、時速30kmで走ったら「車内に水が大量に」 JAF実験が示す冠水道路の恐怖

ここからは「お天気ナビ空色」釜田気象予報士とお伝えします。よろしくお願いします。21日朝は輪島市で、時間雨量が8月の観測史上最大となる非常に激しい雨が降りました。

釜田気象予報士:
オホーツク海から伸びる前線と日本の東にある高気圧から流れ込む暖かく湿った空気、そして上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定になりました。このため発達した雨雲が県内を縦断するように南下して、輪島では午前6時27分までの1時間に8月の観測史上最大となる74ミリの非常に激しい雨が降りました。金沢でも通勤時間帯に雷を伴う雨が降っていました。県内では、22日夕方まで雷雨や竜巻などの突風にご注意ください。

大雨と言えば、千葉県で記録的な豪雨となって21日で1週間ですね。冠水した車で亡くなった人もいますし、千葉市だけで約2500台の車が放置されて大変な問題となっています。石川も車で移動される方が多いので、運転中に今回のような豪雨にあう可能性もありますよね。そこで21日は、運転中に豪雨にあってしまった時にどうすればよいか、お伝えしたいと思います。

こちらはJAFが行った、冠水した道路を車がどれくらい走れるかを調べた実験の結果です。水深30センチと水深60センチの道を速度を変えてガソリン車で走りました。水深60センチの場合、時速10kmなら走り切ることができたのですが、30kmでは水が大量に車内に入り、40kmでは途中で停止してしまいました。同じ水の深さでも速度で結果が大きく変わるんです。

進入する速度が違うと巻き上がる水の量が多くなり、エンジンに水が入りやすくなるそうです。また実際の道路で冠水が起きると水が濁っていることが多く、見た目では深さが分かりづらくなります。安全に走行できるのは水深10センチくらいまでと考えて、大雨の時にはアンダーパスなど周囲より低くなっているところは通らないように気をつけましょう。

ーーもし走行できなくなって車に閉じ込められたらどうすればいいのでしょうか。

まずは緊急脱出用ハンマーを車内に備えておきましょう。ハンマーを使って、窓ガラスを割って脱出します。

ーーハンマーがない場合は、どうすれば良いですか?

ハンマーがない場合は、車内と車外の水位が同じくらいになるとドアが開けやすくなるため、そのタイミングを逃さず押し開けて一気に脱出を図ると良いそうです。

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