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金沢市で最新福祉用具展示会開催中 「AIとロボット」で介護現場の人手不足解消なるか?
介護が必要な人の生活の質向上や、介護職員の負担を減らす最新の福祉用具の展示会が7日から金沢市内で始まりました。人手不足の救世主となるか。キーワードは「AIとロボット」です。
リポート:
「このロボットは心を癒すコミュニケーションロボットです。この施設ではきょうからおよそ90点の福祉用具が展示されています。」
石川県金沢市で7日から始まった福祉用具の展示会。
会場ではAIやセンサー技術を活用した機器など最新の福祉用具を実際に体験することができます。
例えばこちらはなでる場所によって鳴き声が変わるペットロボット。
そしてこちらは…
「きょうの天気を教えてください。」
AIみま君:
「きょうは晴れていて気持ちいい日ですね。あなたの笑顔も素敵です。」
最新の生成AI、ChatGPTを搭載したこのロボットは、人との自然な会話が可能で、高齢者の話し相手として癒やしを与えてくれる存在です。
また、深刻化する介護職員の負担を減らすための機器も注目を集めています。
エヌ・ジェイ・アイ開発メーカー 長谷川雅之主任:
「マットレスの下に敷くかたちの見守りセンサーとなっております。こちらはですね。いらっしゃる方、ベッドに乗っている方の心拍・呼吸を検知することによりまして、ベッドにいる・いないなどを把握することができるようになっております。」
こちらはベッドの下に設置したセンサーが利用者の心拍や呼吸、体の動きなどを検知。健康状態の急変やベッドからの起き上がりをいち早く察知します。安否確認だけでなく、認知症の方の徘徊防止にも役立つということです。
さらに、これらの機器とカメラを組み合わせることで、スタッフステーションなど離れた場所にいながら複数の利用者の状態を一括で確認できるシステムもあり、介護職員の負担の軽減や業務の効率化が期待されています。
石川県によりますと県内で必要な介護職員の数は去年の時点で2万2500人であるのに対し実際の介護職員数はおよそ2万人前後にとどまり人手不足が続いています。県内の高齢者人口がピークを迎える2040年には必要な介護職員の数は2万6000人にまで増える見通しでICTの活用による介護業務の効率化や負担の軽減が急務となっています。
「AIの機能を使ったセンサーですとか見守りカメラといったものがどんどん施設の方では増えて来ているのかなと思います。ここでしか体験できないものもいっぱいありますので、ぜひこの機会にご来場いただけたらと思います。」
福祉用具の展示会は金沢福祉用具情報プラザで来月1日まで開かれています。