公明党が連立政権離脱へ…石川県本部代表「突然で驚き」自民党県連幹事長「県政に関しては大きな影響ない」

10/10(金) 18:15

10日午後、公明党の斉藤鉄夫（さいとう・てつお）代表は政治とカネの問題などを理由に自民党との連立政権から離脱する方針を示しました。県内の議員からも驚きの声が上がっています。

10日午後行われた自民党の高市早苗（たかいち・さなえ）総裁と公明党の斉藤鉄夫代表による会談。政治とカネの問題などで両党の溝が埋まらず斉藤代表は連立政権から離脱する方針を示しました。

突然の発表に公明党石川県本部の谷内律夫（やち・りつお）代表は…

公明党石川県本部・谷内律夫代表：
「突然やから私らもこんな恰好やからさ、突然で分からなかったもんでね。本当に驚きでまさかきょうだとは思わなかった。政治とカネの問題それとこれだけ物価高騰で庶民のみなさんが大変に苦しんでいる中でどうなっているんだと。やむなく政権離脱いったん白紙という流れになったんではないかと思っています」

一方、これまで多くの選挙で協力関係にあった自民党県連は…

自民党県連・下沢佳充幹事長：
「県政に関してはそんなにお互いの思いの齟齬ってないと思いますんで影響はなしとしないでしょうけど、そんなに大きなものではないと私は思っています。公明党の県議・市議の方たちとも長い間持ちつ持たれつやってきましたので、急ハンドル切ってだからもう口もきかんとかそういうことはありえないと思いますし、これからもお互いの人間関係は維持をしたい」

また来年の知事選に向けてすでに自民党・公明党の両党に推薦願を出している馳知事は…

馳知事：
「そこは今後私は注視する立場であります。県民党という立場で来年3月に挑戦する立場ですので、それ以上でもそれ以下でもないということです」