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イカの町の漁港…少しずつ震災前の姿に「よりいい状態で利用へ」復旧工事が一部完了
イカの町として知られる能登町の小木港で復旧工事が完了し今月1日から利用が再開されています。
青森県の八戸港、北海道の函館港と並び日本三大イカ釣り漁港として知られる能登町の小木港。
能登半島地震の影響で岸壁が海側に最大で20センチほど傾いたり亀裂がはいったりする被害を受けました。
国が県に代わって行う復旧工事は今年4月から始まり今月1日に全長230メートルのうち74メートルの区間で復旧工事が完了しました。
国土交通省 北陸地方整備局能登港湾空港復興推進室 美野智彦室長:
「小木は港湾と生業が密接に関係している。ほかの港についても利用される人たちのニーズをしっかり聞いてできる限り早く地震前よりいい状態で利用できるように進めて行きたい」
県漁協 小木支所 坂東博一参事:
「少しづつ供用開始してもらって工事まだ途中のところもあるが震災前のような港に戻って水揚げできれば」
復旧工事が終わった岸壁では氷を船に積むための作業などが地震前と同じように行えるようになり漁への準備がより安全にできるということです。