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豊かな食文化発信…大阪・関西万博『石川の日』2日目 能登の食材等使った県内一流料理人によるコラボ実現

秋末械人アナ:
「こちらが石川、食文化のブースなんですけどきょうは特別に中に入らせていただきます。今、時刻は午前10時半を過ぎたところなんですけども、中では今まさにランチ営業に向けた準備が進められています。」

「石川の日」に合わせた万博特別料理の提供。料理を振る舞うのは輪島市にあるラトリエ・ドゥ・ノトのオーナーシェフ、池端隼也さん、七尾市の一本杉川嶋のオーナーシェフ、川嶋亨さん、そして金沢市から大友楼八代目当主の大友佐悟さんの3人です。

一流料理人によるコラボが実現しました。

Q 魚の産地は?
川嶋亨さん:
「七尾です。自分が使うのはほぼ、七尾・能登の食材です。石川から来ているのに他県の食材を使うことはないですね。自分は能登から来ていますから今能登は元気にやっているということを皆さんに感じていただけるといいなと思っています。」

ランチで提供されるのは加賀料理と日本料理、そしてフレンチが融合した特選二段重。能登牛や加賀野菜など石川の食材がふんだんに使われています。中でも毎日12人しか食べられない「スペシャル」はカウンターに座って料理人の思いを直接聞くことができます。

川嶋さん:
「みんなで今、石川県と能登を良くしていこうと思って取り組んでいるところです。地震もありましたけどこれをチャンスに変えていけるようにみんなで頑張っているところなのでそういうことも感じていただきながら召し上がっていただけたらすごくうれしいです。」

お造りはその日、石川で獲れたものを会場まで直送。盛り付ける食器は能登島で、今回のために特別に作られたものです。

大阪市内から訪れた人:
「お上品な味でとても美味しいです。震災で大変な思いをされても前向きに頑張っていこうというお気持ちが伝わってくるので震災前は時々金沢に行っていたんですけど、また伺って、おいしいものをたくさんいただきたいと思います。」

このほか、ディナーは3人が腕を振るった会席料理のコースが提供されます。

大友さん:
「私は(ほかの料理人と)コラボすることがないので(コラボが)決まった時点からワクワクしていてお二人に私はついていくだけです。」
池端さん:
「(料理を食べた)皆さんが笑顔ですし僕たちもたくさんの方に能登や石川の食材を召し上がっていただけるのはうれしいことですし毎日大変なんですけどその分、(自分たちに)返ってきていますよね。魅力的なものが能登にはたくさんありますのでそれを体験していただいてまた石川に来ていただければというメッセージが伝わればと思います。」

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