JAグループが県産早生（わせ）品種「ゆめみづほ」新米を初出荷　販売価格の目安は5キロで4180円以上

08/22(金) 11:29

JAグループが県産の早生（わせ）品種「ゆめみづほ」の新米を初出荷しました。

県が開発したブランド米「ゆめみづほ」はさっぱりとした風味でほどよい粘りと歯ごたえが特長の早生（わせ）品種です。22日はJA加賀で新米の初出荷式が行われ、去年と同じおよそ26万トンが出荷されました。今年は猛暑の影響で刈取時期が早くなっていますが、初出荷分の検査結果はすべて1等で品質は良好だということです。また今年はJAがコメを集荷する際に農家に一時的に支払う概算金の目安がゆめみづほ60キロあたりの一等米で、2万4300円となっていて去年より9000円ほど高くなっています。販売元の米心石川によりますと今年の販売価格の目安は5キロで4180円以上と去年より1700円程度高くなっているということです。

JA加賀営農部・小林圭介部長：
「価格の推移についてはどうなるか今後の出荷量とかにも関係してくるので分かりませんが令和7年産の新米ということで味を楽しんで食べてもらえたら嬉しい」

JAグループでは今年のゆめみづほの新米について県内全体でおよそ1万6000トンの出荷を見込んでいます。22日に出荷された新米は明日にも店頭に並ぶということです。