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元ハンセン病患者の浅井あいさんが亡くなって20年…命日に差別や偏見について思い深める

金沢市出身で元ハンセン病患者の浅井あいさんが亡くなってから20年となることから、命日のきのう、遺族やかつての支援者が墓参りに訪れました。

金沢市出身で元ハンセン病患者の浅井あいさんはハンセン病が、完治する病にもかかわらず差別的な法律を放置した国に対し、人権回復を求め訴え続け、2005年に85歳で亡くなりました。亡くなってから20年となるきのう、浅井あいさんの墓がある金沢市奥卯辰山墓地公園には、親族やかつての支援者などおよそ20人が集まり、手を合わせました。

ハンセン病支援・ともに生きる石川の会 木村吉伸会長:
「ハンセン病問題は解決してないと今でも思っていますけども、人間として尊厳を守る人権を守るそういう思いをしっかり受け止めたい。」

支援者たちは、浅井さんが闘ってきた病気や障害に対する差別や偏見について改めて思いを深めていました。

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