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横山大観と北大路魯山人展 石川とのゆかりを感じる作品も 県立美術館で開催
近代日本画家、横山大観や器や書などさまざまな分野で活躍した北大路魯山人の作品を集めた展覧会が県立美術館で開かれています。
この展覧会は、島根県の足立美術館で所蔵されている明治から昭和までの日本画や陶芸などの工芸品92点を集めた展覧会です。
こちらは近代日本画家の横山大観が、立山から望む富士山の姿を描いた屏風。
雄大な富士山や山並みのかなたから日が昇る神々しい様子など壮大な風景を描いた作品です。
このほか、北大路魯山人が制作したこちらの漆器は金箔で太陽を表し銀箔で月を表した作品。
魯山人が山中漆器の作家と協力して制作したもので石川とのゆかりを感じることができます。
県立美術館・奈良竜一学芸員:
「この日本の原風景のような(作品の)風景を心に持ち帰って例えば石川の自然を見た時にそれを思い返していただけるようなものを持って帰っていただけたら」
この展覧会は、県立美術館で8月17日まで開かれています。