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支援終了の足音が少しずつ…珠洲市を訪れた馳知事に市長から国の補助延長を求める声 知事「色んな工夫を」

能登半島地震からまもなく1年と7カ月。復興が進む中、被災者を助けてきた支援終了の足音が少しずつ聞こえてきています。

馳知事が訪問したのは、珠洲ささえ愛センター。ここは珠洲市の委託を受けた社会福祉協議会が運営し、被災者を支援するため個別訪問などを行っています。馳知事と懇談した珠洲市の泉谷市長や市の担当者は、被災者の見守りや相談事業への支援が、今年度で縮小することを指摘。仮設住宅の入居期間が延長されたことから、この国の補助も延長するよう求めました。

馳知事:
まず必要性はよく理解しました。創造的復興の交付金のソフト事業として活用できないのか、財源についてはいろんな工夫ができると思いますのでいただいた案件を調整させていただきたいと思います

この後、狼煙町の仮設住宅近くに7月オープンした交流施設を訪れた馳知事。区長などとの懇談の中で、住まいが不足していることが、本格的な復興への人手不足につながっていることが指摘されました。これに対し馳知事はこの先、空室となる仮設住宅を、被災者以外も利用できるようにするなど、柔軟な対応ができるよう国に働きかける方針を示しました。

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