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兼六園で『ウメの実』の収穫 石川県内の福祉施設など108カ所に配られジャムやジュースなどに加工予定

輪島市で最高気温が今年1番になるなど19日も暑い一日となった石川県内。こうした中、兼六園で毎年恒例のウメの実の収穫が行われました。

高気圧に覆われた19日の県内は朝から気温がぐんぐん上がりました。最高気温は、輪島で31.3℃と今年1番となったほか珠洲で30.1℃と19日も各地で30℃近い暑さとなりました。

リポート:
「今日もムシムシとした暑さが続いています。そんな中行われたのが、夏バテにも効果があるウメの実の収穫です!」

兼六園の梅林では、庭師など34人が「白加賀」や「摩耶紅」など約20種類ある梅の木、約200本から実をひとつひとつ手作業で収穫しました。

真夏の暑さの中、作業員の中には…。

扇風機付き作業服を着ている作業員:
「暑いですね。でも快適。去年モデルは2つだったんですけど今年モデルは4つなんです。最新バージョン。このために。」

今年は去年より一週間遅い収穫となりましたが、去年よりも1割ほど多いウメの実が収穫できたという事です。

金沢城・兼六園管理事務所 志々目均作業長:
「今年多いような気がします。去年よりも。実が大きいような気がします。加工するのは楽だと思うんですよね。手間も愛情込めて作ってもらいたい。そしておいしく食べてもらいたい。」

収穫したウメの実は県内の特別支援学校や福祉施設など108カ所に配られ、ジャムやジュースなどに加工される予定です。

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