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初優勝時“米2トン”を「被災地のために使って」大の里が心寄せ続ける能登の人々 食を通じて横綱にエール
連日の大の里フィーバーは、横綱が心を寄せる能登の人々の心も熱くしています。珠洲市を取材しました。
リポート:
「珠洲市にあるこちらの食堂で今週月曜日から始まり話題となっているのが横綱昇進を祝う『どすこい定食』です。」
和田丈太郎さん:
「お待たせしました、どすこい定食です。」
稲垣アナウンサー:
「これは豪華ですね!」
能登で獲れた魚の刺身に…朝どれのアジを使ったフライ。来月1日までの期間限定で販売されています。
稲垣アナ:
「上手い、身もふっくらしていますし甘さがありますね。」
1日限定30食。開店まもなくから客が次々とどすこい定食を選んでいきます。
客:
「おいしいです。母が退院したので、横綱になったからこれ食べて帰ろうかって。」
客:
「男前やし。横綱にふさわしいですね。」
客:
「今回の大の里はすばらしかったです。前へ出る出るで、励みになりますなります、この年でね。」
でも、どうして今回この定食を出したのでしょうか?
和田さん:
「大の里が3月にこちらの方に来られた時に海鮮が大好きだと伺って、今回優勝をきっかけに何か応援できないかということで。」
実は店を運営する会社の代表、坂本信子さんの実家は大の里が中高6年間下宿していた旅館。少年時代から大の里を見てきました。
坂本さん:
「ちょっとでも空き時間があると自分から自主練をしたり、非常にまじめだなと思っていました。」
その後も親交は続き、去年の夏場所で初優勝した時には…
坂本さん:
「優勝の色んな景品がある中で私がその時避難所弁当を作っていたんですけど、おコメ2トンを送って頂いて『能登のために使ってください』という言葉とともにきましたので、本当にうれしいなと思って。中々公表できなかったんですけど。こんなに地震の後にみんなで良かったねっていうことは少ないので、本当に横綱になってうれしいなと思います。」
どすこい定食は午後1時過ぎに完売。隣の弁当販売店「すずキッチン」で29日から販売が始まった「横綱弁当」も人気で、食を通して奥能登からエールを送ります。
すずなり食堂の皆さん:
「大の里関、唯一無二の大横綱目指して頑張ってください!珠洲から応援しています!!」
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