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駆け込みで混雑…能登半島地震等で被災した建物の公費解体 輪島市で受付締切 県全体でこれまでに4万棟超
輪島市で公費解体の受付が締め切られました。窓口は駆け込みで申し込む人たちで混雑しました。
能登半島地震と奥能登豪雨で被害を受けた建物の公費解体の申請期限は各市と町によって異なっています。このうち最も申請が多い輪島市の受付最終日で朝から多くの市民が窓口を訪れていました。
訪れた人:Qきょう最終日で知ってました?
いや、わかりませんでした。そしたら、きょうで良かったんですね
県によりますと、5月26日時点で輪島市は1万2000棟あまりの公費解体を受け付けていてこのうち68.5%にあたる8000棟あまりの解体が終わったと言うことです。
輪島市公費解体推進室 友延和義次長:
ここ直近で言えば1日60件、70件ぐらいの申請が毎日ある状況になっています。申請していただいた建物に関しては解体を早急に進めて次の復興に結びつけたいと考えております
公費解体は珠洲市と志賀町は6月30日まで、七尾市は8月29日まで受け付けています。県全体ではこれまでに4万1000棟あまりの申請があり、県は10月末の解体完了を目指しています。なお輪島市では、災害ボランティアへの依頼受け付けも締め切られました。ただボランティアの募集はまだ続いていて、依頼されたものを順次、進めていくということです。輪島市では29日までにおよそ8900件の依頼があり、のべ3万8000人あまりの災害ボランティアが活動したということです。