満場一致で大の里を横綱に推薦…横綱審議委員会「文句なし」に大の里は「重い番付」

05/26(月) 19:05

26日夕方横綱審議委員会は、満場一致で、大の里を横綱に推薦することを決定しました。この一方を受け、大の里は取材に応じ、「重い番付」と責任の重さに気を引き締めていました。

大相撲の横綱審議委員会は、26日午後５時半から大の里の横綱としての品格や力量について審議し、満場一致で横綱に推薦しました。

大島理森委員長は「受けて泰然とした相撲。圧力。前進の相撲。プレッシャーの中で堂々とやり抜いた姿を見て、横綱の諮問に対して了とすることに皆様一致して文句なしと、こういうご意見でございました」

これを受けて大の里は茨城県の二所の関部屋で会見に臨みました。

大の里:
「やっぱりまだそこまで、横綱に対しての実感は無いですけど、やっぱりこの知らせを聞いたと言うことで、少しは、横綱に対しての実感が湧いたのかなと思います。この夕方に嬉しい知らせを聞けたということは本当に嬉しかったですね。またそれに向けて頑張ることが大事だと思うんで。重い番付になってくると思いますし、今まで通りじゃないとおもってくるんで、それもそれでしっかりと勉強して、考えて、横綱について学んで、名古屋場所に間に合うように心構えを作って頑張りたいと思います」

初土俵から13場所と史上最速で第75代横綱に昇進を確実とした大の里。28日の臨時理事会、番付編成会議を経て正式決定となります。