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土地の境界を明確にするための調査に6年…液状化被害の内灘町西荒屋で住民向け説明会
液状化の被害を受けた内灘町の西荒屋地区で住民向けの説明会が開かれ、町は、液状化でずれた土地の境界を明確にするための調査に6年ほどかかると説明しました。
復旧の見通しに関する説明会には西荒屋地区の住民約200人が集まりました。
西荒屋地区では地震による液状化で地盤が水平方向に動く「側方流動」が起きています。町はこれにより生じた土地の境界のずれを明確にするための「地籍調査」を来年度から行うとし、6年ほどかかる見通しを明らかにしました。また、境界のずれが大きい場合には所有者の話し合いなどが必要になり、さらに時間がかかるということです。
参加した住民:「時間かかるのは当然みなさん分かっている話なので、あとは行政のみなさんがどれだけ丁寧な対応してくれるかかなと思う」
内灘町は今年の夏ごろに再び説明会を開き、経過を住民に報告することにしています。