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場所を変えて再始動…金沢駅西にライブホール『Zepp』建設へ 定員約1200人で徒歩約8分の好立地
場所を変えて、再始動です。JR西金沢駅前での建設計画が頓挫していたライブホール「Zepp」。この計画が金沢駅から徒歩およそ8分の好立地で再び動き出しました。
秋末アナウンサー:
ライブホールの建設が予定されているのがこの場所です。近隣には金沢勤労者プラザやマンションなどが立ち並んでいるエリアです
東京や大阪、名古屋など全国9カ所に展開するライブホール「Zepp」。金沢市広岡3丁目にあるJR西日本の所有地でこのライブホールの建設計画が進んでいることが明らかになりました。
秋末アナウンサー:
俯瞰で見てみますと駅西の好立地でありながらかなり広い土地であることがわかります
この場所はJR金沢駅から徒歩およそ8分の距離にあり、現在はコインパーキングとして使われています。建設が予定されている「Zepp」の敷地面積はおよそ3000平方メートル。ホールの定員はおよそ1200人となっています。
街の人:
うれしい、そうなんや。歌とか好きなので気になるようになるかな。前西金沢駅に計画あったのがなくなったので、ここだと新幹線で県外の方も来れるし都合のいい場所だと思います
「Zepp」の建設をめぐっては当初、JR西金沢駅前にあるJT金沢工場跡地が予定地となっていました。しかし…「よろしくお願いします」「地域がいい風に変わっていくって僕たちは思えないんです」「住民を置き去りにしてただ単に自分たちがこういう風なものを作ったんだっていうのはおかしいんじゃないか」
2019年、この計画が明らかになると近くの住宅街の住民からは騒音などを理由に反対の声が。その後、新型コロナの感染拡大で 事業者と地域住民の話し合いも進まず結局、計画は頓挫。新たな候補地が示されないまま、およそ6年が経過していました。再び動き出した「Zepp」の建設計画について馳知事は…。
馳知事:
日本海側で初なんですよ。単なる観光地化だけではなくてZeppを軸にした魅力の創出をしたい。より有効にZeppが活用されるように仕込みを関係者と連携してしていきたい
事業を進める西松建設によりますと2025年の秋に着工し、2027年の春頃の開業を目指すということです。西松建設によりますと以前の候補地だったJR西金沢駅前の土地についても新たな活用法を検討しているということです。