
石川テレビニュース
ISHIKAWA TV NEWS
石川県内ニュース
埼玉での大規模陥没から3カ月…「県地下占用物連絡会議」発足 空洞の調査結果等を関連企業や自治体で共有
埼玉県で発生した大規模な道路の陥没事故から4月30日で3カ月。
同様の事故を防ぐため県内の関係機関が情報を共有する組織が発足しました。
2025年1月、埼玉県八潮市で発生した道路の陥没事故。
陥没の深さは最大およそ15メートル、下水道管の破損が原因とみられる陥没としては
最大級です。
こうした事故を防ごうと4月30日に発足した「県地下占用物連絡会議」。
参加するのは、道路や上下水道を管理する国や各自治体。
さらに、道路の下に埋設されているガス管などを管理する関係者、
あわせて66の団体や機関です。
会合では5月から6月にかけて地下の空洞の調査結果などを共有し、
必要に応じて補修を行う方針を確認しました。
金沢河川国道事務所五十川泰史所長:「様々な道路がございますし占用物の管理者も非常にたくさんございます」「ひとたび事故が起こると生活に大きな影響が出ますのでしっかりと連携・協力して対策を進めてまいりたい」
次回の会合は7月頃に開かれる予定です。
金沢河川国道事務所によりますと道路の陥没など異常を見つけたときには道路緊急ダイヤル♯9910まで連絡してほしいということです。電話は24時間受け付けています。