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依然爪痕は大きく…震度7観測した志賀町唯一の公立病院で病棟の一部復旧 院長「50床使用可は一歩前進」

能登半島地震で震度7を観測した志賀町。町で唯一の公立病院、町立富来病院も甚大な被害を受けました。その富来病院ではようやく病棟の復旧工事が一部終了し少しずつ本来の機能が回復してきました。

志賀町にある町立富来病院です。

リポート:
1月末から入院患者を受け入れてきたプレハブ型の仮設病棟。地震の発生から4カ月半が経ち、ようやく仮復旧した病院内の病棟へ患者が移動していきます。

13日、仮設の病棟にいた18人が、修理を終えた病棟に戻りました。

能登半島地震で震度7を観測した志賀町の富来地区。

笠原事務長:
ある程度は片づけたんですが、こういう状況です。天井がすべてむき出しになって、崩落してしまいました…

町立富来病院は病棟の天井が崩落したほか、CT検査室や手術室なども使えなくなりました。このため、当時入院していた72人の患者は金沢より南の病院に移動せざるを得なくなったのです。

それでも1月末に病院の敷地内にプレハブ型の仮設病棟を設置。少しずつ町の基幹病院としての機能回復を進めてきました。

今回復旧したのは2階の西病棟。これによって97床のうち50床で入院患者の受け入れが可能になったのです。

竹村健一院長:
ようやく、応急の復旧というところですけども、病棟に移動することができて良かったと思っています。病床数も増えるので、少しでも富来地域の方の患者さんが当院で加療できるようになればいいことだなと思っています。

ただ、地震による爪痕は大きく…

地震で落ちた照明が天井からぶら下がったまま。工事が追い付かず、復旧のめどはたっていません。

竹村院長:
完全に戻るにはもう少し時間がかかると思うんですけど、一日でも早く復旧できるようにやっていきたいと思いますし、今日の応急の工事にはなりますが、50床使用できることになったということは、一歩前進だと思っています。

町民の命を守る富来病院。少しずつ復興への歩みを進めています。

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