いまだに学校が避難所に…能登半島地震で新1年生が35％減 被害甚大な輪島市で合同の入学式

04/08(月) 11:18

石川県内の公立小中学校は8日が入学式のピークです。この内、能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市でも8日、入学式が行われています。

能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市では、8日、全ての公立小中学校で入学式が行われます。このうち、輪島市門前町では門前西小学校が避難所となっていることから門前東小学校の体育館で合同の入学式が行われました。式では新1年生5人が上級生などに連れられて入場し、それぞれの学校の校歌が順番に歌われました。二つの小学校の校長を務める鰐淵夏以（わにぶちなつい）校長は「みんなで優しい声をかけあえる仲良しな1年生になってください」と呼びかけました。この二つの小学校では、門前東小学校の校舎で授業を行うことにしています。

輪島市の小学校では、8日、68人が入学の日を迎えましたが地震前の見込みより37人少なくなりました。また、輪島市は市内6つの小学校について河井小学校のグラウンドに仮設校舎を建設していて二学期以降に使用できると言うことです。