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未だ突然倒壊する建物も…GWにあわせ能登にボランティアが続々 県は1.4倍増を見込み受け入れ体制強化

このゴールデンウイークにあわせ能登地区にも続々とボランティアが入っています。輪島市ではボランティアが、家具などの運び出しに汗を流していました。

輪島市鳳至町。半壊となった家から家具などを運び出す作業に6人のボランティアが汗を流していました。

ボランティアは:
「実家が金沢にあって、実家に帰りつつ様子をみながらボランティアと思って今回来ています。連休の方が来やすかったというのはありますね。」
別のボランティアは:
「ついてみたら(ボランティアが)もっといるかなと思ったので、もうょっと来ても全然いいと思います。」

県はこのゴールデンウイークの期間中これまでの1.4倍となるボランティアが入ると見込んでいて受け入れ体制を強化しています。

こうした中、ボランティアの方々にぜひ注意してほしいのが…28日夕方、輪島市鳳至町で撮影された映像です。

撮影した人は:
「自分の家の車を家の前に停めて、旦那が先に降りたら「なんかミシミシ音がする…」と言うから、一緒に(車外に)出て、3、4軒隣の家を見に行ったらすごくミシミシ音がしていて…

白い建物がメキメキと音を立てています。

撮影した人は:
「メキメキ言っとるぞ!あー!(ガッシャーン!)」

建物は砂埃を巻き上げながら一気に崩れ落ちました。建物の中は無人でけが人はいませんでしたが、目撃した住民は…

住民:
「近くで何軒も地震後に自然に崩れた家があったので怖いです。(解体が)全然進まないというのがみんな不安。不安というか不満ですね」

輪島市には現在も倒壊の危険性が高い建物が数多く残されていますが、解体は思うように進んでいないのが現状です。

住民:
「市役所の方も忙しいのは分かるけど、輪島市に残って頑張っている人たちもいるので、そのみんなの声ももうちょっと聞いてほしいですね」

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