石川テレビ

石川テレビ 8ch

石川県内ニュース

輪島朝市最年少!22歳の能登人 南谷美有さんの思いを聞く

能登に根差した「能登人(のとびと)」、南谷良枝(みなみだによしえ)商店の南谷美有(みなみだにみゆ)さんです。

南谷美有さん22歳。輪島朝市の最年少出店者として母・良枝さんと「朝市の顔」として活躍してきました。

先月、金沢市金石港で開かれた「出張輪島朝市」にも参加。南谷さんの店にも多くのお客さんが訪れていました。

南谷さん:
輪島からも知り合いの方がたくさん会いに来てくださって本当にうれしかったです

スタジオにはお店の看板商品「イカの塩辛」を持ってきて頂きました。

南谷さん:
こちらは「出張輪島朝市」用の商品として 久しぶりに作ったものなんです。

この塩辛、今回は金沢市金石の仮設加工場で作ったそうですが、輪島のお家は大きな被害を受けたそうですね。

南谷さん:
そうなんです。地震で自宅が傾いてもう住めない状態で、隣にある加工場も設備が壊れてしまって全く使えない状態になってしまいました。さらに私たちの命の「いしる」も、樽が割れて中身のほとんど全部、7トン以上が流れ出してしまったんです。普通のいしるは仕込んでから1年から2年で完成するのですが、ウチは5年熟成させています。でも今は、このいしるを作る場所も設備もないのでどうすることもできません。1000年以上続く朝市の灯をここで途切れさせたくなくて、いまクラウドファンディングを始めています。

こちらのページには美有さんの熱い思いが掲載されています。あらためて、今後の輪島朝市復興にかける思いを教えてください。

南谷さん:
私は母の店を継いで、将来の輪島朝市を担っていこうと思います。大好きなふるさとの輪島で、これまで以上ににぎわう輪島朝市を作るのが夢です。どうか皆さん、お力をお貸しください。

最近のニュース