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「学校に行くことが楽しみになる」52種類がずらり 金沢でランドセルの出張販売会

来年春の新1年生のためのランドセルを選びがもうスタートしているんです。
なぜこんなに早くなっているのか。金沢市で開かれた出張販売会を取材しました。

石川県金沢市でランドセルの販売会を開いたのは東京の老舗ランドセルメーカー土屋鞄製造所(つちやかばんせいぞうしょ)。

向山アナウンサー
「小学校入学前から1年以上あるんですけれどもすでに多くの方が訪れています」

会場には色とりどりおよそ40色のランドセル、52種類が並んでいました。訪れた人はお気に入りのランドセルを子どもに実際に背負わせて重さや感触を確かめていました。

子どもは…
「てっぽう打ってバンバンバン これ!」

2月にスタートした土屋鞄の出張販売会。これまで金沢への出張はゴールデンウイーク期間中でしたが今回初めて3月に実施しました。

来場した親子は
Q結構早いんですね
「選びはじめるのみんな早いと思います。こういうのすぐ無くなると聞くので」★

土屋鞄製造所店舗企画課 深山真樹子課長
「多くの選択肢の中から選びたいという方は比較的早めにお越しいただいている」

職人による手作りのため、生産数が限られている土屋鞄のランドセル。欲しい色が売り切れとなってしまうそうです。実は今、およそ8割の子どもが赤や黒以外の色を選ぶと言うランドセル。今年は青やネイビーが一番人気。ピンクや紫も注目を浴びているようです。

親子の様子は…
子ども「かっこいい」
親「私のときは赤と黒しかなかったのでこんなにすてきな色あるのはうらやましいです。本当にこの子がいいなと思う色と形があればこの子に選んでもらえたらいいかなと」

一方、機能面も時代と共に進化しています。

土屋鞄製造所店舗企画課 深山真樹子課長
「タブレットやPCを持ち歩くことが多いので容量が大きくても軽いランドセルがニーズが高い」

ランドセルの幅を1センチ広げ、タブレットやパソコンが入るよう大きくなりましたた。このため、素材の配分を工夫して前の年モデルよりも70グラムほど軽量化しました。

土屋鞄製造所店舗企画課 深山真樹子課長
「ランドセルを使うお子さまと一緒に色を選んだり、学校に行くことが楽しみなるようなランドセル選びをしていただきたいと思っています」

年々、早まるランドセル選び。6年間使うものだけに子どもが1番欲しいランドセルを選んであげたいですね。

ちなみに土屋鞄では子どもたちがランドセルを壊してしまっても6年間無料で修理を受け付けてくれるそうです。なお今回の能登半島地震で、土屋鞄ではランドセルの状態に合わせ修理や交換の対応をしたという事です。

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