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朝市通りの一斉捜索を一旦終了…発見した骨のDNA型鑑定実施へ 損傷激しく遺体の数は推定できず
石川県警は、輪島市の朝市の火災現場で行われていた安否不明者の一斉捜索を、いったん終了することにしました。
石川県警の細田正本部長:
「捜索結果、状況等を十分検討した上で、県および輪島市と協議した結果、集中捜索をいったん終了することといたしました」
地震後の火災でおよそ200棟が焼失した輪島市の朝市通りでは、9日から計9日間、安否不明者の一斉捜索が行われてきました。
この捜索を県警はいったん終了するとし、発見された人の骨のようなもののDNA型鑑定を実施することを明らかにしました。
人の骨のようなものは複数見つかっていますが損傷が著しく激しく、遺体の数を推定することができないということです。
細田本部長:
「DNA型鑑定ができるかどうかすら分からない状況であります。ただ慎重に調査を進めていって、身元の確認を進めてまいりたいと考えております」
県警本部長によりますとこの確認には、相当の期間がかかるということです。