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七尾市中心部までは少なくとも2カ月以上…断水続く石川県の上下水道復旧 必要な漏水箇所の把握は未だ半分

能登半島地震の発生から2週間あまりが経ちますが、石川県内はおよそ5万2000戸で断水が続いています。県は七尾市中心部までの上水道の復旧は、早くても2カ月以上かかる見通しを示しました。

これは、17日に開かれた県の災害対策本部員会議で明らかにされたものです。

県が管理する水道は能登島まで続いていて現在、中能登町金丸まで通水しています。県によりますと、その先の七尾市藤橋町までおよそ16キロありますが、まだ半分しか漏水箇所の把握ができていないということです。

復旧するには漏水箇所を特定した上で、管の修復と洗浄が必要になります。そのため県は、通水まで少なくとも2カ月以上かかる見通しを示しました。

一方、七尾より北にある自治体の水道は、県の管理ではありません。

馳浩石川県知事:
「6市町の水道の状況がどうなっているかというのがほしい。これを出していただかないと次に戻れる目安を指示できないので、出せるところまで早く出してください」

馳知事はこのように述べ、被災した奥能登6つの市町でも水道の復旧見通しを示すよう指示しました。

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