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珠洲市で罹災証明書発行に向け住宅の被害認定調査を開始 輪島市では津波観測装置を設置

珠洲市では14日から罹災証明書の発行に向けた市内全ての住宅の被害認定調査が始まりました。

FNN取材団:
雪が白く降り積もった倒壊した住宅を職員が一軒一軒調べています

調査は宝立町(ほうりゅうまち)から始まり、珠洲市以外の自治体の応援職員30人が参加しました。

珠洲市によりますと、罹災証明書の申請があった住宅だけでなく、約6千戸ある市内全ての住宅を対象に1カ月以内の調査を目指すということです。

一方、1月1日の地震後から潮位の観測ができなくなっていた輪島港には新たな観測装置が設置されました。

輪島港では地震で海底が隆起したことで津波の高さなどが測定できなくなっていましたが、これで地震前と同じ観測体制が整いました。

この装置で得られたデータを過去と比較することで、海底の隆起幅などを考察することも可能となります。

輪島港の潮位は早ければ15日にもリアルタイムで公開されます。

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