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石川・珠洲市で仮設住宅建設工事を着手も課題 ライフライン復旧せず…完成しても住めるかわからない状況
石川県内では215人の死者が確認され、災害関連死が6人増えています。こうした中、珠洲市などで仮設住宅が着工しました。
珠洲市正院小学校のグラウンドでは午前10時から仮設住宅建設の工事に着手しました。
珠洲市によりますと、まずは水捌けが悪い所に盛土を行い、グラウンドを整える作業をするということです。
県は珠洲市の正院小学校とみさき小学校、それに輪島市の農村ふれあい広場とキリコ会館多目的広場にあわせて115戸の仮設住宅を建設する予定です。
しかし、珠洲市ではライフラインが復旧していないため、仮設住宅が完成しても人が住めるか分からず入居の申し込みもまだ受け付けていないということです。
県はこのほか穴水町と能登町でも仮設住宅を建設する方針ですが避難者は2万3000人あまりいて全く足りていないのが現状です。