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「温泉で疲れ癒やして」加賀温泉郷に避難者受け入れ 旅館を“2次避難所”に1000~2000人
能登半島地震から10日目。石川県内では10日、新たに能登町で災害関連死が1人確認され、死者は203人となりました。こうした中、加賀市では温泉旅館などが被災者を2次避難所として受け入れるため連絡協議会を立ち上げました。
加賀市・宮元市長:
加賀温泉の強みをこの機会こそ発揮して多くの方々にこちらに避難していただく。1日も早くお風呂に入ってゆっくりしていただく。市の総力をあげてなんとかやらせていただきたい
2万6000人あまりが避難生活を余儀なくされている中、加賀温泉の旅館などが被災者を2次避難所として受け入れるため連絡協議会を立ち上げました。
9日は早速、輪島市からの避難者を受け入れたということです。
山代温泉観光協会・和田守弘会長:
被災者の方も本当に疲労困憊というところなので、われわれ加賀温泉郷としてはしっかり受け入れて、おもてなししていきたい
加賀市では1000人から2000人の受け入れを行うことにしています。
県によりますと、10日、新たに能登町で災害関連死を1人確認し死者は203人となりました。安否不明者は68人となっていて、いまだ避難者は2万6000人あまりにのぼります。
また、岸田首相は1月13日に県内入りするということです。