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実践的な運用は初 ドローンが被害状況を把握 孤立集落への薬の配送も 大幅に時間短縮

災害時にドローンが活躍しています。人が立ち入れない場所の被害状況の把握や孤立集落への薬の配送など様々な取り組みが行われています。

7日、ドローンが飛ばされたのは輪島市の商業施設だった建物。

ドローンを飛ばすのは上空ではなく建物の内部です。

Liberaware(りべらうぇあ)全貴成副部長:
大型の設備になっているので、倒壊するリスクがある。なので大きな柱に近接して内部を確認。天井も次の地震があると崩壊するリスクがあるので、天井の内部に入っていて梁がしっかり固定されているかどうかの確認

小型ドローンを使って建物の内部を撮影し倒壊のリスクなどを専門家が判断します。

さらにー。

出口日菜穂影記者リポート:
薬を乗せたドローンが孤立地域の避難所に向けて出発しました。

8日、ドローンが向かった先は孤立状態の避難所、鵠巣(こうのす)小学校。自衛隊が徒歩で届けようとすると1日以上かかっていたところ、ドローンでは往復15分程度で配送ができるといいます。実践的な運用は初めてです。

JUIDA・嶋本学参与:
途中からプログラミング輸送をしておりまして、自動で目的地に向かって飛行しています。無事に薬が届けられてほっとしています。自衛隊員が他の救助活動に専念できるためにも少しは手助けできたのかなと

ドローンによる薬の配送は今後毎日行う予定でほかの孤立集落での運用も検討しています。

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