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「現代の名工」に石川から3人 大工・杜氏・日本料理人、それぞれの極みとは
ものづくりや調理など国内で第一人者と目される優れた技能を持つ人を国が表彰する「現代の名工」。今年度は全国から141人の受賞が決定し県内からは3人が選ばれました。
長尾吉一さん:
「あの部分が改修したところです。正面は板の張り替え。それと囲い。囲いの修復です。」
こう話すのは野々市市で大工として働く長尾吉一さんです。長尾さんは今年度、国から「現代の名工」に選ばれました。
「現代の名工」とは、国内最高水準の技能を持ち今も職人として活躍する人を国が表彰する制度です。
長尾さんは七尾市出身で木材の加工を得意とし、これまでに金沢城の鼠多門の復元工事のほか、ひがし茶屋街の町家や、神社の修復工事など歴史的な建物の修復を手がけ金沢市の景観の保存に大きく貢献しました。
長尾さん:
「嬉しい半面、ちょっと大変だなという気持ちです。(これから)仕事もいい加減にできないなと。きちんとしないとだめだねと。」
現在79歳の長尾さん。現在は週に一度、母校の金沢市立工業高校で建築を教えるなど若手の育成にも力を入れています。
今後取り組むのは…
「金沢城二の丸御殿の仕事。それを携わらないといけない。嬉しい半面ちょっと厳しいね。」
ーー責任感というか?
「そうやね」
このほか県内からは能登の酒造りの技術「山廃仕込み」を受け継ぎ白山市の車多酒造で杜氏として酒造りを行う岡田謙治さん(59)と国登録無形文化財となった加賀料理で全国随一の知見と優れた包丁の技術が評価された金沢市の日本料理店旬彩和食、口福の中里知さん(63)さんも選ばれました。