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「片道500キロを顧問が一人で運転」遊学館高校駅伝部のバスが長野・上信越道で事故
今月26日に遊学館高校の駅伝部の部員を乗せたバスが、長野県の上信越自動車道で、ガードロープに衝突した事故で、バスを運転していた顧問は片道500キロを一人で運転する計画だったことがわかりました。
26日の午前7時半頃、長野県中野市の上信越道で、遊学館高校の男子駅伝部の生徒9人を乗せたマイクロバスが、道路脇のガードロープに衝突する事故が起きました。バスを運転していたのは顧問の男性教師で、この事故で男子部員1人が左まぶたを切る軽いけがをしました。
学校によりますと、顧問は翌日に横浜市で行われる記録会に向けて練習を行うため、学校から東京・八王子まで片道約500キロを1人で運転する予定だったということです。
部活動の遠征をめぐっては、今年5月、福島県の磐越自動車道で、新潟県の北越高校男子ソフトテニス部の生徒たちが乗ったマイクロバスがガードレールに衝突し、生徒1人が死亡、17人がけがを負いました。
今回の事故で改めて問われるのが、部活動の遠征に伴う安全管理です。
県教育委員会では、福島での事故を受け、県立高校に対して「1人1日400キロ、または1日10時間以内を必ず守るよう」あらためて通知したということです。
ただ、私立高校を管轄する県総務部は、文部科学省などが定めた国の指針を私立高校に通知していますが、国の指針には距離や運転時間に関する決まりは設けられていません。
遊学館高校は、学校の基準として「運転手が1人の場合は1日400キロまで」と決めていました。しかし、経費などの理由から駅伝部はいつも顧問が運転していて、今回の記録会は今後の進路にかかわる重要なものだったため、片道500キロを校長が了承したということです。
校長は石川テレビの取材に対し、「今後は安全管理をもっと厳密にしなくてはいけない」と述べています。