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輪島で「経験したことがないような大雨」奥能登豪雨2年、21人犠牲の記録的豪雨を振り返る

2年前の2024年9月21日、奥能登を襲った豪雨。日本海に停滞した秋雨前線と低気圧に向かって暖かく湿った空気が大量に流れ込み、線状降水帯が発生しました。

気象庁:
「これまでに経験したことがないような大雨になっています。」

当時、石川県内で初めてとなる大雨特別警報が珠洲市・輪島市・能登町に発令されました。1時間に降った雨の量は輪島市で観測史上最大となる121ミリ、珠洲市で84.5ミリ。24時間降水量は輪島市で412ミリを観測するなど、記録的な雨となりました。

この雨で、輪島市や珠洲市で県が管理する28の河川が氾濫し、冠水や土砂崩れなどが多数発生。さらに、約2500棟の建物が浸水などの被害を受けました。奥能登豪雨では災害関連死を含め、輪島市で15人、珠洲市で4人、能登町で2人の合わせて21人が犠牲となりました。

豪雨発生から2年。被災した川沿いの地域では公費解体が今も進められています。輪島市久手川町で住宅4棟が流された塚田川では、土砂や流木をせき止めるために設置する「堰堤」の工事が行われていました。ブロックの高さは最大で15メートルにもなります。この堰堤は、さらに上流にも3つ設置され、2030年3月に完成する見込みです。

また、護岸が壊れ国が権限代行で工事に入っている輪島市河原田川、塚田川、町野川、鈴屋川、珠洲市の珠洲大谷川の5つの河川では、2028年度中に本復旧が完了する予定です。

復旧復興が進められている被災地のこれからを輪島市の坂口市長に伺いました。

輪島市 坂口茂市長:
「ただ元に戻すだけという復旧だけでは、ここまでひどい災害で被災をした地域は人口流出も大きく進んでいますので、なかなか元には戻れないと思います。未来に対して一つの物語というか未来に希望を持てるようなストーリーができるような新しい取り組みもどんどんやっていかなければならないと思っています。ただ復旧するだけでなく、復興していこうという取り組みをこれからどんどんやっていきたいと思っていますので市民の皆さんと力を合わせて取り組んでいきたいと思っています。」

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