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能登半島地震で液状化被害…石川県内灘町で公民館建て替えの安全祈願祭 防災機能も備え隣に復興公営住宅も
能登半島地震で液状化による甚大な被害を受けた内灘町。この液状化で大破した公民館が建て直されることとなり、6日、安全祈願祭がありました。
リポート:
内灘町室地区では、地震の影響で公民館に被害を受けました。ここに今年度、新たな公民館が建設されます。
おととしの能登半島地震では、内灘町などを中心に液状化による甚大な被害が発生。室地区の室公民館では、基礎が最大19センチ沈み柱が傾くなど、大きな被害を受けました。
町では別の場所に仮設の公民館を建設。地盤調査の結果、液状化のリスクが低いと分かったこの場所に新たな公民館を建設することになりました。
6日に行われた安全祈願祭。生田勇人町長など約30人が参加し、工事の安全を祈願しました。
内灘町 生田勇人町長:
この室公民館が内灘町で第一号の復興に向けての新たな工事となります。復旧・復興の第一歩だと思っております。
新たな公民館は鉄骨造の平屋で、のべ床面積は303平方メートル。防災備蓄庫なども設置し、災害時に強い公民館として、今年度中の完成を目指します。
生田町長:
「今後万が一災害が起きた場合の防災機能を兼ね備えた井戸ポンプや耐震性など、災害時に対応できる機能を兼ね備えた施設にしたいと思っております。」
公民館の隣には復興公営住宅が建設され、完成予定は来年11月だということです。
内灘町と同様、10年前の熊本地震で液状化の被害に見舞われた熊本市。今回の地震で再び液状化の被害はあったのでしょうか?
熊本市都市安全課 酒井伸二課長:
目視で地上に噴砂など液状化現象が起こっていないか、地下水位低下工法で使用しているポンプが正常に稼働しているかどうか確認した。今回の地震による異常は現在のところ、確認されていない。
今回の地震を受けて職員が市内の被害確認にあたったところ、対策工事を実施した地域で地面から水や土砂が噴き出したり建物が沈んだりする液状化の被害は見られなかったということです。
この熊本市が実施した対策というのが地下水位低下工法。集水管と呼ばれる水を集める管を地中に埋め、集まった水をポンプで汲み上げて抜くことで液状化を起こりにくくします。熊本市では、今年3月までに約35ヘクタールで完了していました。
酒井課長:
液状化の対策工事を進めてきた、この10年。今回、大きな地震を経て現場で液状化の被害が確認されていないということは、改めて対策の効果を感じている。非常に良かった。
内灘町では、この地下水位低下工法の実証実験を今年1月から西荒屋小学校のグラウンドなどで実施。実証実験の結果を検証した上で、町では来年12月にも工事に着手する方針です。