石川テレビ

石川テレビ 8ch

石川県内ニュース

特にシンナーや塗料等不足…中東情勢の影響「大きい」「ややある」が6割近く 北陸3県の中小企業への調査

中東情勢の影響について、北陸3県の中小企業をサポートする中小企業家同友会は3県の中小企業373社に中東情勢に関するアンケートを実施しました。

その結果、中東情勢緊迫化の影響があるかという質問に対し「影響が大きい」または「ややある」と回答した企業は6割近くに上りました。

また、自社の主力業務に欠かせない材料や燃料、製品について「必要な数量を確保できていない状態が続いている」または「一時的に不足することがある」と回答した企業は3割以上となっています。

具体的に足りていないものとしては塗装に使う「シンナー」や塗料、エンジンオイル、ゴミ袋などが挙げられています。

こうした状況から今後6カ月先の経営の見通しについては「さらに悪化する見込み」または「やや悪化する見込み」と回答した企業が半分以上に上っています。

今後、県内の企業は中東情勢の影響を受けてどう変わっていくのか。専門家に聞きました。

東京商工リサーチ金沢支店・入江宏幸さん:「調達価格が上がっていますのでとくに中小企業は調達するための原資が必要になります」「わかりやすく言うと県の保証協会でも申込書が来ている、問い合わせが来ている数が増えてきているという話があります」「足元では資金繰りに影響が出てきているそのため今後倒産が増えていく傾向にあるだろうと見ています」

また、中小企業をさらに悩ませているのが円安です。ちょうど1年前には1ドル145円台で推移していたのが先月30日には一時、162円台まで上昇しました。

入江さん:「円安で影響があるのは海外からの仕入れするときの価格があがってきますので、輸出に関しては大手を中心に業績は非常に良い」「中小企業に関しては物を仕入れることに対して単純に値段が上がっていますので、さきほども申し上げた資金繰りに影響が出てくる」

中東情勢に加え、円安と今後も県内の中小企業をとりまく環境は厳しい状況が続きます。

最近のニュース