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10年前の社屋での出没がきっかけ…金沢の商社が『クマ検知システム』を開発 カメラの情報をAIが分析
クマの出没が相次ぐなか、金沢市の商社がクマを検知するシステムを開発しました。その開発の動機は社員を守るためです。
全国でクマの出没が相次ぐなか、今回、クマ検知システムを設置したのは、能美市の丘陵地に社屋を構える三谷産業のグループ会社です。
能美市では、今年もクマの出没が相次いでいて先月から1カ月あまりでクマの目撃情報がおよそ25件も寄せられていました。
こちらの社屋でも10年前、実際にクマが出没したそうで…
コンフィデンシャルサービス株式会社 柴原敦社長:
「当然その時には大騒ぎになりましたが、クマの撃退スプレーとかね、そういったものを会社として準備したりとか、社員の安心感につながるようなことをやってきました」
このため三谷産業グループでは、社員の安全を守ろうと開発を始め、先月29日にこのクマ検知システムの設置に至りました。
社員用の出入り口が見渡せる場所2カ所にカメラを設置。その映像をAIが分析し、クマなどの動物と判断した場合は事務所に置いた警告灯が光と音で即時に知らせてくれます。さらに…
加藤アナ:
「カメラでクマが検出されるとこのように手元のスマートフォンにも通知がきます。こちらをタップしてみますとリアルタイムの映像をみることもできます」
また、出没したクマがその場にとどまっているのか、どの方向に去っていったのか、移動経路を追跡することもできるそうです。開発の担当者は…。
三谷産業情報システム事業部 酒井繁高さん:
「まずは直近、当社のグループ会社でクマの被害が出やすそうなところに展開することはそうですし、北陸をはじめクマの被害で困っている、またはその危険性があるようなところに相談をさせていただきながら広めていければなと思います」
今後は精度を高めながら、来月には青森県にあるグループ会社にも設置する予定だということです。