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高齢者施設の裏山で『土砂崩れ』入居者や近隣住民ら計77人が避難 22年8月の豪雨で発生した区域に隣接
10日、白山市内にある高齢者施設の裏山で大規模な土砂崩れが発生しました。
建物への被害はなくけが人もいませんでしたが、
施設の入居者や住民が避難を余儀なくされています。
午前7時15分ごろ、白山市若原町にある高齢者施設ケアハウス鳥越の裏山で
「木が倒れる音がする」と住民から白山市に通報がありました。
市によりますと午前7時10分頃とその約1時間後の2回にわたって幅約100m高さ約200mの範囲で土砂崩れが発生。現場付近の建物に被害はなくけが人もいませんでした。
駆けつけた消防は施設の入居者と職員、それに周辺の住民計77人を避難させ、このうち43人が一時、鳥越小学校に身を寄せました。
ケアハウス鳥越・富澤光夫介護主任:
「やっぱりみんなパニックになっていた。利用者の方は住み慣れた所に帰りたいと言っている。荷物も全部持ってきていない。おむつなども向こうにまだまだ残っている。物資をいただいて対応していきたい」
白山市危機管理課・山岸卓郎課長補佐::
「もちろん避難所を用意をさせていただくが、ご高齢ということもありますし介護が必要な方がいらっしゃるので他の施設にお手伝いをいただくというお願いをしています」
県や市は高齢の入居者を別の施設に避難させる方針ですが、受け入れ先が見つからない入居者については市が管理する鳥越コミュニティセンターに避難させるということです。
今回土砂崩れが発生した場所は2022年8月の豪雨で幅50m高さ100mほどの土砂崩れが起きた区域に隣接していて、2024年12月に地滑りの対策工事を完了していたということです。県は防災アドバイザーの大学教授を現地に派遣し原因の究明を急いでいます。
馳知事:
「大雨地震と自然災害が複合して起きる可能性が否定出来ないと思うのでそうなると地盤の調査、地質の調査含めてあらゆる情報を総合的に共有して対応する必要がある」
またこの土砂崩れの影響で高齢者施設に面する県道44号が
1キロの区間で通行止めとなっています。