警察官名乗る男らに騙される…50代女性が計3700万円の詐欺被害「免許証で携帯が二重契約」などとウソ

12/11(木) 16:48

詐欺の被害が止まりません。通信事業者や警察官を名乗るオレオレ詐欺で小松市の50代女性が暗号資産3700万円分をだまし取られる被害にあったことが分かりました。

被害に遭ったのは小松市の50代女性です。警察によりますと先月14日、女性の自宅にある固定電話に通信事業者を名乗る男から「あなたの免許証で携帯電話が二重に契約されている。警察官に電話をつなげるので被害届を出してほしい」などと電話がありました。その後、大阪府警を名乗る男などから電話やSNSでのメッセージで「あなた名義の携帯電話が振り込め詐欺に使用されている。嫌疑を晴らすためにはあなたの口座内の現金を調査する必要がある」などと言われました。その上で、女性の口座内にある現金を暗号資産に替えて、指定されたアプリに送金するよう指示を受けました。

女性は先月20日から26日までの間、7回にわたって暗号資産あわせて3700万円分を送金しだまし取られたということです。送金した後、相手と連絡がつかなくなり、女性は詐欺被害に気付いたということです。