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甘エビやノドグロなど…底引き網漁の解禁受け“初物”が近江町市場の店頭に 初日の入荷量は例年の6割ほど
1日に解禁された底引き網漁。昨夜セリにかけられた初物が2日朝から店頭に並び、近江町市場では威勢の良い掛け声が響きました。
リポート:
「いよいよこの季節がやってきました。甘エビやノドグロなどの初物がずらりと並んでいます。」
金沢市民の台所、近江町市場。1日に解禁されたばかりの底引きの初物が朝から店頭に並びました。並んだのは秋から冬にかけて旬を迎えるハタハタやメギスなど約50種類。威勢の良い掛け声で市場が一気に活気づきました。
大口水産によりますと、今年は海水温が高く風も強かったため、初日の入荷量は例年の6割ほどだということです。それでもこの日を待ちわびた市民からは…
買い物客:
「(何を買ったんですか?)甘エビが底引き解禁ということで甘エビを買いました。お刺身でおいしく食べたいなと思います。(今持っている保冷バックは何が入ってるんですか?)これは甘エビ。高めだけどしょうがないかな。」
去年は能登半島地震の影響で、輪島などから船が出せませんでした。しかし今年は、県内全域から漁に出られたことで、秋の味覚を存分に堪能できそうです。
大口水産 荒木優代表取締役専務:
「もっと細かいのが今までは多かったんですけど少し大き目になってきているっていうのはありますね。去年もあまりとりにいけなんだっていう、輪島の方もあまりとりにいけなんだっていう中で、少し大きくなる期間が多かったんかなというふうに思いますよね。金沢の人とか石川県の人は皆さんめぎすとかハタハタをお待ちになっていると思うんで今日はめぎすがおすすめかな」