
石川テレビニュース
ISHIKAWA TV NEWS
石川県内ニュース
能登半島地震と奥能登豪雨の犠牲者追悼式典 石川県が来年も1/1に開催の方針 知事「追悼の儀礼すべき」
今年1月1日に行われた能登半島地震と奥能登豪雨の犠牲者追悼式典。13日の県議会で馳知事は来年も同じ1月1日に式典を開催する方針を示しました。
13日に開かれた県議会の代表質問。自民党の宮下正博県議は能登半島地震と奥能登豪雨の追悼式典について、今年度の開催に向けた馳知事の考えを質しました。これに対し馳知事は遺族や各自治体に追悼式典の開催に関するアンケートを行ったとして次のように述べました。
馳知事:
「ご遺族の約85%が次年度以降の継続開催を希望されておりうち、約8割の方が発災日である1月1日の開催を望んでいるという結果でした」
この結果を踏まえ、馳知事は来年の1月1日に追悼式典を開催する方向で具体的な内容を検討していく考えを明らかにしました。
馳知事:
「私も来年は1月1日の4時10分みんなが今年開催した場所に集うことが自然な流れではないのかなと。亡くなった方に対する追悼の儀礼はすべきではないかと思っています」
開催を希望する理由として遺族からは「地震や豪雨を風化させないためにも追悼式を継続してほしい」といった意見があがっているということです。