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師匠と同じ“雲竜型”…新横綱・大の里が綱打ちと土俵入りの稽古「綱を初めて締めてようやく実感が沸いた」

30日、明治神宮で奉納土俵入りを行う横綱・大の里。それを前に29日、大の里の新しい綱を作る「綱打ち」と土俵入りの稽古が行われました。

「ひーふーのみ、それ1・2・3!」

29日午前、茨城県の二所ノ関部屋で行われた「綱打ち」。大関・琴櫻(ことざくら)をはじめ二所ノ関一門の関取など総勢70人が集まり、大の里が土俵入りで締める新しい綱を手作業でより合わせていきました。

大の里:
「横綱は横綱ですけどみんな先輩でもありますし、みんな兄弟子が場所休みに時間を割いて来てくれたことは感謝しかない。」

完成した綱を締めてもらった大の里。

そして始まったのが…

二所ノ関親方とのやり取り:
「全部右からって感じで…」

30日、披露する土俵入りの稽古です。

同じ「雲竜型」の師匠・二所ノ関親方の指導のもと動作の確認を行いました。28日の伝達式後から先輩横綱の土俵入りの動画を見て何度も練習したという大の里。その出来について二所ノ関親方は…

二所ノ関親方:
「だいぶ練習したんじゃないですか。だいぶスムーズでした。これを目標に相撲部屋を始めましたから一つの目標・夢が叶って良かったと思います。」

また大の里も師匠と同じ思いを口にしました。

大の里:
「小さいころから映像で見ていた横綱の綱を初めて締めて、きょうようやく自分がこの横綱という番付になったんだなっていう実感が沸きました。こうやって一つの夢がきょう叶うことができたので、すごいいい日になりました。」

しかし、30日の本番に向けてこんな心配も…

大の里:
「ワクワクしていますしまず晴れてほしいですね。」
Q 横綱は晴れ男?
「どうなんですかね石川県っていっぱい雨降るんで(笑)」

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