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奥能登2市2町で刑法犯認知件数が前年比1.7倍“火事場泥棒”相次ぎ窃盗犯が増加か
能登半島地震の被害が大きかった奥能登の2市2町では2024年、認知された刑法犯の件数が、前の年より7割増加したことが分かりました。
県警が2月10日に発表した2024年の犯罪概況によると、県内の刑法犯の認知件数は5384件で、前の年より609件増加したことが分かりました。このうち奥能登2市2町では前の年の1.7倍となる229件が認知されました。市と町ごとに見ると珠洲市で80件、輪島市で89件、能登町が39件、穴水町が21件となっていて、窃盗犯が8割を占めています。住民が避難するなどして不在になっている家で金品などを盗む「火事場泥棒」が相次いだことが要因と見られています。