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赤字6億円超か…診療報酬の不正請求判明した高齢者施設運営『サンウェルズ』処分受けた専務と常務が辞任

パーキンソン病専門の老人ホームなどを展開するサンウェルズが診療報酬を不正に請求していた問題の続報です。今回の問題を受け、サンウェルズの専務と常務が辞任した事が分かりました。

全国でパーキンソン病専門の老人ホームなどを展開してきた石川県金沢市のサンウェルズ。2月7日、ほぼ全ての施設で不正請求を行っていたとする特別調査委員会の報告書を公表。そして12日、2025年三月期の業績予想を下方修正し、26億2700万円の純利益の予想から一転、およそ6億4500万円の赤字となる見通しを示しました。

一連の問題について福岡厚生労働大臣は…。「一般論として申し上げると、医療保険の不正請求の疑いがある場合には健康保険法に基づいて地方厚生局において必要な指導監査を行い、不正請求が確認された場合には厳正に対処する」一般論とした上で、厳正に対処するとの方針を示しました。

サンウェルズは、苗代亮達社長の役員報酬を6カ月間50パーセント減額することや長山知広専務と越野亨常務の降格処分を発表。13日付けでこの2人が辞任したと言う事です。サンウェルズは14日、今回の決算について苗代社長がオンラインで説明する事にしています。不正発覚後、マスコミの前に姿を見せていない苗代社長。今回の問題についてどのように説明するのか注目されます。

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