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引き続き求められる支援…GW終わり石川県七尾市ではボランティア不足の日も 公費解体着手でニーズ増加か
職員:
「ボランティアセンターです。よろしくお願いします。」
大阪などから応援で駆けつけた社会福祉協議会の職員です。
この日訪れたのはボランティアの依頼を出した七尾市の「徳正寺(とくしょうじ)」。
職員が事前に運び出す災害廃棄物の量や大きさを確認する作業を行いました。
職員:
「持っていくことは可能ですが持っていき方ですね。3m60cmで」
今回依頼した大橋さんはこれまでボランティアに頼ることをためらっていたといいます。
自分より大きな被害を受けた人がいるからです。
徳正寺(とくしょうじ)大橋順正(おおはし じゅんしょう)住職:
「荷物がすごく大きいものですから運搬するすべがなかった。それでチラシを見た上でボランティアさんにお願いした。」
「片付けそのものはこれから出てくる部分はありますからまたお願いすることがあればお願いしたいと思っています。」
七尾市では大型連休中、1日100人から120人のボランティアが活動していました。
しかし、連休が明け必要なボランティアが不足している日もあるといいます。
七尾市ボランティアセンター高木信安(たかぎのぶやす)さん:
「GW期間中明けはちょっと落ち着いたという形でまだ定員に達していない日もある」
七尾市では8日から公費解体が始まります。
そのため、ボランティアセンターでは今後、倉庫や空き家などを片付けるニーズが増えてくるとみています。
高木さん:
「5月6月もボランティアの方に来ていただきたいのでぜひ申し込んでいただきたい。」
大型連休後もボランティアは必要とされています。