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2次避難者への開放と並行…“応援割”第2弾に合わせ観光客受け入れ再開へ 加賀・山代温泉の旅館の思い
19日からいしかわ応援割の第2弾の予約受付が始まりました。
2次避難者を受け入れ、第一弾に参加できていなかった旅館の思いを取材しました。
加賀市山代温泉にある宝生亭(ほうしょうてい)。
1月半ばから奥能登の被災者を受け入れていて、いまも観光客の受け入れをストップしています。
帽子山社長:
「(応援割が始まって)他のお宿がどんどん明るくなってすごく好況なのかなということですごく嬉しいなと思う反面、うちは大丈夫かなとうらやましいなと思って複雑な感じでいましたね」
宝生亭の部屋数は23室。
すべて2次避難者に開放してきましたが仮設住宅への入居が決まるなど最大90人いた避難者は半数以下になりました。
5月中旬にはさらに半減すると見込まれることからこの旅館は来月7日から始まるいしかわ応援割第二弾のスタートに合わせて、観光客の受け入れを再開することを決めました。
帽子山社長:
「3カ月ずっと違う仕事をしてきたわけですから、そこを元に戻すとなるといろんな準備がございますので、そこらへんがドキドキしています。第一弾がすごく好評でしたので週末問わず平日もしっかりとお客様に来ていただけることを期待しています」
避難者の受け入れは今年7月まで継続する方針は変わらず、フロアを分けるなどして対応します。
避難者:
「ありがたいです、ここにいると皆さん親切にしてくださいますし。ここへ来てよかったと思っています」
帽子山社長:
「家がなくなったショックはすごく大きいことで、3カ月か4カ月そこらで家を失って職を失って、地元で生活する見通しが立たないということであればしっかりサポートしていくのが人情かなと思います」
宝生亭は応援割の予約を20日から受け付けます。