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能登半島地震による被害状況は…志賀原発を町長と全町議が視察 北陸電力は「安全性担保されている」と強調

志賀原発の被害状況を志賀町の議員が確認し北陸電力は「安全性が担保されている」と強調しました。

志賀原発を訪れたのは志賀町のすべての議員12人と稲岡健太郎町長です。

志賀原発の視察はおよそ2年4カ月ぶりで能登半島地震による被害の状況や設備の安全性を確認することが狙いです。

冒頭、北陸電力の福村章(ふくむら・あきら)原子力本部長は地震で5回線ある外部電源のうち2回線が変圧器の故障でいまも使用できないと明かしました。

しかし、安全性に問題はないということです。

さらに北陸電力は、志賀原発で観測した地震の揺れは、2014年に想定したものより下回っていることや今回の地震で敷地内や敷地外の断層が動いた形跡はないと安全性を強調しました。

志賀町 稲岡健太郎町長:
「油漏れの箇所を実際目で見てどれほどの被害かこの目で見るというのは大変意義があった」

原子力発電所対策特別委員会越後敏明委員長:
「普段から安全性に関して新しい知見を入れて向上を目指したいという話も(北電側から)ありましたし私たち町民からも強く電力さんに求めていきたいと思います」

一方、稲岡町長は原発で事故が起きた際の避難計画については町民や県からの意見も踏まえ改めて策定する方針を示しました。

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