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被災した奥能登・数馬酒造のもろみ預かり酒造り 白山市の酒蔵でその仕上がり具合確認 

白山市の酒蔵は、被災した奥能登の数馬酒造からもろみを預かり酒造りを進めています。

12日は数馬酒造の数馬社長が白山市内を初めて訪れ、酒の仕上がり具合を確かめました。

数馬酒造5代目蔵元 数馬嘉一郎さん:
「ドキドキするんで…」

白山市の車多酒造を訪れたのは、能登町の酒蔵、数馬酒造の数馬嘉一郎(かずまかいちろう)社長です。

数馬酒造は地震で大きな被害を受け、今年の酒造りを断念。日本酒の素となるもろみを県の内外の酒蔵に預かってもらい、しぼり作業と瓶詰め作業を代行してもらっています。

車多酒造もその一つです。

記者:
「フルーティーでいい香りですね」

車多酒造 徳田耕ニ研究開発室長:
「熟したリンゴとかパイナップルとかそんな香りですよね」

今回しぼられたのは「竹葉(ちくは) 百万石乃白大吟醸」。このもろみは本来、1月21日にしぼる予定でしたが、発酵が思うように進んでいなかったため、車多酒造が温度管理を行い3週間かけて発酵が進められました。

しぼり作業に初めて立ち会った数馬さん。できばえを確かめます。

数馬嘉一郎さん:
「我々では絶対にこのような形で絞りあげられなかったので、みなさん冬場のどの酒蔵さんも忙しい中、お時間をいただいて、このような形でご支援いただいたことに感謝しています。お酒を造って、これからも届けることが我々酒蔵のできることだなという風にかみしめています」

車多酒造9代目 車多慶一郎さん:
「本当に私どもとしてはホッとしている。数馬さんの思うようなお酒になればいいなと思っているので、ここからさらに調整してどうしていくかということをしっかり話し合っていきたい」

酒蔵の支援で出来上がった奥能登の日本酒。

車多酒造の協力で作られたことが分かるような特別なラベルで販売する方針です。

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